2017年に入り、話題急騰のビットコイン。このビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」が書いた論文は、ネット上にフリーで公開されています。
ビットコインの論文は、たったの9ページ。最近はビットコインに関する書籍もたくさん出版されていますが、すべてはこの9枚のペーパーから始まったんです。
本人が匿名で連絡が取れない以上、「サトシ・ナカモト」がビットコインに込めた期待や思想を知る手段はこの論文以外にありません。
誰かのポジショントークが含まれた仮想通貨情報ばかりを探すのではなく、ぜひ一度ビットコインの原文に目を通されてみてください。いわゆる一次情報というやつです。
こちらのリンクから、英語原文、日本語版のwhite paperを読むことができます。
英語原文:Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System
日本語版:ビットコイン: P2P 電子通貨システム
5秒で読める見出しはこちら
概要とイントロダクションを読むだけでも、十分価値がある

ビットコインの思想を知るには、アブストラクト(概要)とイントロダクションでも十分。そのパートだけでも是非読んでいただきたい。
なぜサトシ・ナカモトが、ビットコインプロトコルを提案したのか?簡単にまとめてみます。
電子取引の課題:第三者(主に金融機関)を介さずに、電子取引を行う解決策がない。
その結果…..
1.取引において、互いに信頼できる相手と確認するために多大なコストがかかる。
2.第三者(金融機関)を仲裁者とするため、取引に不要なコストがかかる。そこでビットコインが提案される
- P2P(Peer to Peer)ネットワークを用いることで、第三者を介すことなく2者間で電子取引が可能になる。
- この電子取引は、暗号技術に基づいた決済システムであり、互いの信頼関係を必要としない
- P2PネットワークはPOW(Proof of Work)を利用し、取引者は取引情報を公開する
概要とイントロのお話をまとめると、だいたいこのような感じです。
仮想通貨やブロックチェーンに馴染みがある方は、「え、こんなの当たり前やん」と思われるでしょう。本当に、これくらい基本的なことしか書かれていません(笑)
ビットコイン原文を読んで痛感したことは、P2Pネットワークでは既存金融の真逆の方法で、取引を進めようとしている点です。
これまでのセキリュティは、第三者が情報を非公開化することで、信頼を保っていました。しかし、ブロックチェーン技術は、全員で情報を共有することで、その透明性を保とうとしています。
これまで顧客情報を守ることが最大の仕事であった金融機関にとって、ブロックチェーンという思想が受け入れ難くても仕方ないよなぁーとおもった次第です
【感想】実際に自分で一次情報を得る大切さを痛感
今回実際にビットコインの原文を読んでみて、1次情報を得る大切さを痛感しました。
この原文を読めば、世の中で騒がれている仮想通貨の論点が、8年前から存在していたのか、それともどこかで誰かが新しくアイデアとして貼っつけたのかが分かります。
たとえばビットコインと言えば、「誰もが通貨を発行できるようになり、中央銀行が不要になること」が大きなメリットの1つと言われています。
しかし、この論文にはどこにも、そのような言及がなされていません。これはかなり意外なことでした。
この論文を読んだ人たちが、「ビットコインを手段にすると法定通貨が不要になる」と解釈したことで、「中央銀行の否定」というアイデアが出たと思われます。
個人の思想やアイデアが、多くの人の目に触れ、アイデアが一人歩きし始めるとは、まさにこのこと。
一方で、彼一人で到底想像もできないアイデアや制度がこれから出来上がってくることも事実です。ブロックチェーン技術を用いた、新しい取り組みがその最たる例になると思います。
ぜひあなたも、ビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」の原文に目を通されてみてはいかがでしょうか?意外な発見があるかもしれません。
英語原文:Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System
日本語版:ビットコイン: P2P 電子通貨システム
ビットコインに興味を持たれた方は、ぜひこちらの2冊を読まれてみてください。ビットコインがこれから社会にどのような影響を与えるのか?、ブロックチェーンの仕組みについて分かりやすく書かれています。
仮想通貨初心者がすぐに中級者になれるまとめ記事がこちら!
こちらのページでは、仮想通貨について全く知らない初心者でも仮想通貨投資を始めて利益を上げられるようになるまでの知識を、ステップごとにまとめています。
ビットコインの基礎から、投資初心者にオススメの投資手法や損出を出さない原則なども紹介しています。是非お読み下さい。
仮想通貨・ビットコインを購入できるオススメ取引所
これから仮想通貨投資を始めたいという方に、おすすめの取引所を3つご紹介いたします。仮想通貨を買われたい方は、これから紹介するどれかの取引所を選んでおけば問題ないでしょう。
どの取引所もメールアドレスを登録し、ネット上で本人確認を行うだけ。5分もあれば終わるので、ビットコインを購入したい方は早めに口座を開設してしまいましょう。
※本ブログでは、日本一安くビットコインを購入できるザイフ(Zaif)をイチオシしているのですが、ザイフでは取引を始めるのに2週間以上かかるのがデメリット。
一方でbitFlyerとcoincheckは本人確認手続きがスムーズで、数日以内にビットコインの購入が可能です。。
個人的な意見では、アプリが使いやすいcoincheckで仮想通貨取引に慣れておき、その後Zaifでメインの取引を行うのがオススメです。
日本一ビットコインが安く買えるザイフ(Zaif)

おすすめポイント
- 一番安く仮想通貨が買える!(マイナス手数料)
- 自動積立運用サービスを提供
- 独自トークンやICOを実行予定
bitFlyerやcoincheckよりスプレッド(手数料)が安いので、Zaifでコインを購入したほうが安く仮想通貨を購入できます。
現在キャンペーン中で、マイナス手数料が導入されています。買ったらコインがもらえます(笑)
Zaifの特徴は、「毎月自動での積立サービス」が提供されているところです。
Zaifコイン積立ではお客様の銀行口座から毎月固定額を自動引き落としさせて頂き、ご希望の金額を積み立てすることができます。
毎月27日に引き落とさせて頂き、翌月10日~翌々月9日まで、1日毎にご指定の暗号通貨を買付け、積み立てを行っていきます。
もちろん買付けは自動的に行われるため、買い付けのタイミングをはかったり取引所の注文を管理したりという手間はいっさいかかりません。Zaif公式サイトより引用
- 毎月予算1000円から購入できる
- 勝手に仮想通貨を買い増ししてくれる
こちらの記事に、詳しくザイフの積み立て投資について綴っています。ぜひ読まれてみてください。
関連記事:ザイフ(zaif)のビットコイン・仮想通貨積立投資の始め方!【口コミ&評判】
追記:ここ数日Zaif取引所に登録が殺到し、本人確認が大幅に遅れているようです。
zaifに登録したけど本人確認ハガキが来ないからモナコインが買えねー…買いたいのにどんどん価値が上がっていくから足踏みするわー
— やべ@やべえ (@cubeym0520) December 7, 2017
やっとZaifの本人確認の郵送書類ゲット!!!到着までに2週間くらいかかった(´;ω;`)そして待ちきれず昨日問い合わせしたばかりʅ(´⊙ω⊙`)ʃまだまだこれから越えなきゃ行けないハードル多数(ノД`ll)
— ねここ(vacus応援中♡) (@mike25tora25) December 7, 2017
はやめに取引を始めたい方は、念のためZaifに加えてbitFlyerとcoincheckのどちらかも登録しておくのが良いかもしれません。本人確認を待っている間に安く買える機会を失っては勿体ないので・・。(bitFlyerとコインチェックでは2,3日でビットコイン取引が可能です)。
主要仮想通貨がそろっているcoinchek

coinceckのオススメポイント
- 仮想通貨の取扱数が日本一!
- 100万円までの盗難補償。万が一でも安心!
- 口座登録・仮想通貨取引がどこよりも簡単!
- アプリが使いやすい!

coincheckでは、ビットコインからその他アルトコインまで多くの仮想通貨が取引されています。一度に複数の取引所を開設することなく、coincheckでまとめて仮想通貨を購入することが可能なんです。
また、不正アクセスなどで、勝手に大切な資金が送金された場合の補償も充実しています。
コインチェックの人気の理由の1つに、スマホでの圧倒的な使いやすさにあります。


ご覧の通り、ひと目で全ての仮想通貨価格と変動率が分かります。そんな四六時中価格をチェックするものではありませんが、このウィジェット機能はあると助かります。コインチェックでのコインの売買は、通貨を選択し、購入量を決めるだけ。
この圧倒的な使いやすさが、コインチェックが多くの人に利用されている秘訣だと思います。
口座開設は、メールアドレスとパスワードを登録し、免許証で本人確認を済ませるだけ。
お笑い芸人の出川さんがCMで話題のコインチェックは、多くの人が利用しているので特にオススメです。
日本最大手のbitFlyer

オススメポイント
- 国内最大手取引所で、利用者数No.1!
- 日本で一番レバレッジが高く、FX利用に最適!
次におすすめしたい仮想通貨取引所がbitFlyer。ビットコイン取引量日本一を誇る取引所です。
bitFlyerは、ほかの仮想通貨取引所の比ではない資本力が特徴です。上の写真にあるように、リクルート、みずほ証券、SBI証券など、日本の名だたる大企業が出資をしています。
経営体制がしっかりしているので、安心して取引できるのが魅力です。
また、レバレッジを使ったFX取引で一攫千金を狙いたい方は、bitFlyer一択だと思います。
coincheckの最大レバレッジが5倍であるのに対し、bitFlyerでは15倍。
もともとビットコインはボラリティ(価格の変動幅)が大きいので、そこにレバレッジを掛けると一気に利益が上げることができるのが魅力です。(その分、大きな損失を被ることもあります・・(笑))
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