【再読の効果】本を何度も読み返すということ

こんにちは、Dual Careerブロガーのエルモ(@newpapalife)です。

 

あなたには、折に触れて読み返す本、何度も何度も読んでいる本はありますか?

もし、本は1回読んだっきりが習慣化してしまっている人がいれば、同じ本を2回以上読む習慣をつけることをオススメしたいです。

 

本を読む価値、効果について話があがることはあっても、「本を読み返す」価値についてはなかなか語られていない気がします。

今日は、本を再読することの意義について、書いていきます。

村上春樹さんの読書観【再読の効能】

つい先日、村上春樹さんの「村上春樹 雑文集 (新潮文庫)」を読んでいて、目を留めざるを得ない文章がありました。それがこちら。

前後の文脈を含め読んでいただきたいので、長めに引用します。

本というのは読む年齢によって、あるいは読む環境によって、評価が微妙に変化し上下するものだ。シェイクスピアだってカフカだってチェーホフだってバルザックだって、漱石だって谷崎だって、そのときどきによって作品から受ける印象はけっこう変化していく。

読み直してみていくぶんがっかりすることもあれば、改めて再評価することもある。同じ作家のものでもAという作品のほうがBという作品よりも優れていると思っていたのに、ある時を境にBのほうがAより良くなったりもする。それは小説だけではんく音楽についても言えることだ。

そういう推移の中に、我々は自らの精神の成長や変化を読み取ることができるかもしれない。精神的定点を外部に据え、その定点と自分自身との距離の変化を測ることによって、自らの居場所をある程度特定することができるわけだ。それも文学作品を読み続けることの楽しみのひとつである。

村上春樹らしい文体で、本を読み返すことの意義について語っています。

昔は面白くないと思っていたことが興味深く感じられたり、逆にあんなに好きだったものが全然おもしろく感じなかったりすることがあります。まったく同じ作品を読んでいるのに、です。

要は、自己の変化に応じて、モノゴトへの評価は変わってくるってこと。

 

逆を言えば、モノそのものに変化が起きていなくても、モノサシの尺度が変わってしまっていたら、長さは変わってしまうわけです。

村上春樹がいう、「精神的定点を外部に据えることができなければ」、自分の考えや価値観が変わっていることにも気づくことができないんです。

 

この自分の価値観の変化に気づけることが、再読をする意義だと僕は思っています。

【再読の効果】読書は自分の価値観・視点を知るモノサシになる

本を読む行為を通して、自分の価値観・立ち位置を把握する。この効能を得るには、複数回同じ本を読まなければなりません。

 

一度読んだ本を半年後に読むと、違った見え方・読後感を感じることがありますよね?それは、きっとあなたの価値観に変化が生じているからです。

僕はこの変化を成長だと思っています。

 

難しくて読みづらいと思っていた本がするする読めるようになったら、それはきっと、その本に必要な前提知識が身についた証拠。

昔は読み飛ばしていた文章に目が留まるようになれば、それは感性が磨かれた証拠。

 

読書を通じて自分の成長を感じるには、複数回、時間をあけて本を読む必要があります。1回の読書ではできません。

この、自分のモノサシ(価値観)を理解する取り組みが、再読の大きな価値なんです。

【さいごに】好きな本を再読する習慣を身に着けよう

本を読むと言えば

  • 新しい情報を仕入れる
  • 課題を解決するソリューションを探す

といった点にばかり目がいきがち。しかし、それに加えて、

  • 自分の立ち位置・価値観・成長を把握する

ことも、再読を通して可能になります。そんな話を今日はお伝えしてきました。

 

面白い本を読んで読んだっきりだと、著者の思想・考えを学ぶ止まり。

しかし、2回以上面白い本を読めば、自分の変化を知ることもできます。

 

この記事をよんだ方が、今から本棚に向かい、数年前に読んだ面白い本を再び手にとってくれることを願っています。きっと、新しい発見があるはずです。

 

今日の記事が、誰かの参考になれば幸いです。

 

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