今週の週刊ダイヤモンドの特集は、「副業」でした。
政府の後押しもあり、副業をされていない人も含め、副業が盛り上がってきている感があります。
今月の週刊ダイヤモンドが「副業」特集やってて面白かった。
つーか、副業禁止してる会社とか意味不明。それなりに理由はあるんだろうけど、時代遅れでしょう。 pic.twitter.com/PZHglAYvMt
— はた@ブログ/英語 (@hata_blog) March 11, 2018
(リンク失礼します)
副業で稼ぐ!!、スキルを身に付ける!!、有利な転職活動に備える!!などなど、副業のアドバンテージを聞く機会は多いと思います。
しかし実際のところ、会社員はどれくらい副業をして、稼いでいるのでしょうか??
今回の雑誌のデータをいくつか抜粋し、『会社員の副業の実態』について紹介していきます。
あと今回、私もtwitter上で独自にアンケートを実施してみました。174人の方に回答していただいた「副業で稼いでる額」について、お伝えしていきます!
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会社員(サラリーマン)による副業の実態と現状は??
それでは早速、会社員の副業の実態について見ていきます。まずは、実際に副業に取り組まれている人達について。

簡単にまとめると、
- 会社員で副業に取り組んでいる人は15%程度
- 最も多い副業は「アンケート回答」
- 次点で、本業と同じ内容の仕事
15%という数字は、結構多いなぁという印象を受けます。
副業のジャンルとしては、アンケート回答が最多で、次点で本業の仕事内容の延長に来ている点では、キャリアの複線化はそう簡単なものではないとも感じます。
副業の理想は、本業と異なるスキルを身に付けて、本業と共倒れしない収入源を確保することにあります。
そして、こちらが気になる副業収入の金額。

だいだい年間で30万〜50万円ほどの額を稼いでいることが分かります。「思った以上に皆さん稼がれているなぁ〜」というのが私の印象。
ただ半数以上が20万円未満なのも事実。本業並みに副業で稼ぐのはそう簡単ではないですね。
しかし副業ブームが始まってまだ1,2年であることを踏まえると、これから副業収入が増えていく可能性は高いはずです。
実際にtwitter上で、独自にアンケートをやってみた
雑誌の内容に異議はないのですが、私自身もtwitter上で副業家向けにアンケートをとってみました。(笑)
174人の方が回答してくださったので、そこそこ信憑性のあるデータではないしょうか。結果がこちら。
【アンケート】
会社員で副業をされている方に質問です!昨年の副業年収はズバリおいくらでしたか?
確定申告が終わるこのタイミングで教えてください。
ブロガーさんは、経費計上前の売上ベースで教えていただけると嬉しいです(笑)#副業 #RT希望
— エルモ@複業&Blockchain (@newpapalife) March 14, 2018
全体の6割が年収20万円以下である一方、2割以上の方が100万円以上で、なんと1割は年間500万円以上稼いでいるという結果に・・・。
常識的に考えて、会社の収入と別で副業収入が500万円あるって半端じゃないですよね・・・。
そのお金を毎年国際分散投資にまわせば、10年とちょっとで億り人(資産1億円)になれます。
しかも、10人に1人がそのスケールで稼いでいるのは、「副業には夢がある」と言っていいですね。
※twitter界隈は恐ろしいほどハイスペックな人が多いので、実際に1割の人が500万円以上稼いでいることはないかもしれません。。
そもそもなぜ政府が会社員(サラリーマン)の副業解禁を促し始めているのか??

ここで、「なぜ今副業なのか???」について、少し掘り下げてみたいと思います。
政府・企業が副業を解禁する狙いとして、以下のようなメッセージをよく見かけます
- 優秀な人材の確保・流出阻止
- 柔軟な働き方に対応
- 副業経験が自社のビジネスに好影響を与える.etc
多分このどれもが正しいと思います。
しかしこのポジティブ要素に加えて、政府が副業を解禁する背景には「給与収入だけではこれから生きていけなくなるから」という、見過ごせない問題が潜んでいるんですよ。
こちらが、ここ20年間の日本人サラリーマンの平均年収の推移です。

この20年間、実は会社員の給料って給料は横ばいどころが下がっているんですね。
一方で、少子高齢化で生産人口が減る日本では、今後も増税待ったなし。たとえば、先週の日経記事「高所得の会社員増税 給与控除縮小、基礎控除は拡大」にあるように、日本のボリューム層の給与控除が縮小される方針が発表されました。
給料は横ばいor下落傾向にあるにもかかわらず税金は増えていくので、会社の給料だけに頼っていると実質賃金は間違いなく下がります。
つまり、1つの収入源だけでは生きていけなくなる時代に突入し始めているので、副業が解禁され始めているんです。
【副業は未来へのリスクヘッジ】最初は稼げる額を気にせず、はじめてみよう!
副業をやることが重要になる3つの理由|広瀬隆雄 @hirosetakao|note(ノート) https://t.co/z08gAhP05d
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) March 11, 2018
副業に関して、すごく参考になる記事があったので最後にシェアさせていただきます。
中身をまとめると、副業で得られるメリットは主に3つで
1.シンプルに収入額が増える
2.専門キャリアが複数あれば、転職の準備期間が無くなる(シームレス・トランジッション)
3.ビジネス(投資)思考が身につく
この3つのメリットの中でも、ビジネス思考が身につくことは、副業最大のメリットだと感じます。
仕事の本質は「顧客への価値提供」に他なりません。しかし、大きな組織で働いていると、自分の仕事が必ずしもクライアントの利益に直結するわけではありません。なので務め人だと、案外ビジネス思考が身につかなかったりするものです。
一方で副業の場合、自分自身がオーナーであり、営業者でもあり、マーケッターでもあり、時には開発者にもなりえます。
お金を稼ぐために、お金の出し手(顧客)のことを考えて、行動するようになります。
この感覚を肌で感じれたことが、実際に副業を始めて得た一番の成果でした。
なので、まずは小さな額で良いので個人で稼ぐ経験をすることをオススメします。
先ほども出てきたアンケート回答の、マクロミルや【ECナビ】でこつこつモニターアンケートに答えたり、A8.netでセルフアフィリエイト(自分でサービスに登録すること)をやれば、年間10万円はまったく難しい額ではありません。
ただこれらの稼ぎ方は、スキルを使った収入というよりは、時間を切り売りして得る収入です。
長期的に稼ぐために、ストック化しやすい収入源を増やしたいところ。ブログやnote,youtube運営などで、「自分の好き」を継続して発信していくのが一番オススメです。
たとえばブログ記事は、更新したその日だけではなく、1ヶ月後、1年後にも読まれます。しかも、直接あなたが働いていないのに…!!です。
ネットとデジタルの力を活かし、資産化しやすい副業を探されてみてはいかがでしょうか??
副業をされている人たちが稼いでいる額も気になるところですが、まずは「1円でもいいから稼ぐ」ことを目指してみてください。
雇われずに稼ぐ経験は、とても貴重なものになります。
本日も最後までありがとうございました。
副業以外にも、お金を増やす方法として投資があります。こちらの記事では、労働で稼ぐお金に加えて、投資で稼ぐ必要性について書いています。今の日本の経済環境で、日本人が投資をする意味について考えているので、ぜひご一読ください。
こちらの記事では、私が副業を始めた理由について書いています。収入源を多角化することのメリット詳しく書いています。