【書評】メモの魔力レビュー!あの石原さとみを落とした前田裕二のメモ力とは?

この記事では、前田裕二さんによる「メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)」のレビューを書いていきます!

前田さんの主だったキャリア

  • 外資系投資銀行への就職
  • Showroomで起業
  • あの石原さとみさんを落とす(←これも重要)

と、とんでもない人生を歩んでいる前田さんが「メモ力」について語ったのが本書。正直この「メモの魔力」を読むと、若くして成功した理由は、才能ではなく「メモによる努力・習慣」だと思わされてしまいました。

本当に発売開始から、半端ない売れ方をしているみたいです。

この記事では、そんな「メモの魔力」でとくに印象に残ったポイントを2つほど取り上げていきます。

【書評】メモの魔力概要

“僕にとってメモとは、生き方そのものです。
メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。
メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。
メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない
「本当のメモの世界」へ、ようこそ”
(「序章『メモの魔力』を持てば世界に敵はいない」より)

ちなみに、キングコング西野さんのブログ「前田裕二最新刊『メモの魔力』の「はじめに」全文無料公開!!」で序章が無料公開されているので、気になった方はこちらもどうぞ。

 

そして、本書の構成は、以下の通り。

  1. メモで日常をアイデアに変える
  2. メモで思考を深める
  3. メモで自分を知る
  4. メモで夢を叶える
  5. メモは生き方である

ご覧の通り、1ページ目から最後まで、とにかくメモについて語り尽くす本になっています。

「メモの魔力」を読んで心の底から良いなと思ったのは2つで、

  • 前田さんのメモに対する熱量がビシビシ伝わってくる
  • 今すぐメモを活用できるノウハウと本質が詰まっている

です。前者は本を読んでいただかないとどうしようもありませんが、後者の「メモ活用術」については備忘録がてら、ここからポイントを抽出して記事に残していきます。

『メモの魔力』のポイントは、「ファクト⇒抽象化⇒転用」に尽きる

メモには2つの種類があると言います。

「備忘録メモ」と「知的生産メモ」

本書で話の中心になるのは、後者の「知的生産メモ」のほうです。眼の前で起きたことや先輩が話していた内容をノートに書き留めて終わるのは備忘録メモ。

そこからさらに、自分の思考や視点を加えて、次のアクションに活かすのが知的生産メモです。

知的生産メモを具体化した3ステップ。

①インプットした「ファクト」をもとに、

②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、

③自らのアクションに「転用」する。

 

普通のメモは①の事実や発言の羅列止まりですが、知的生産メモでは②と③の領域までメモを通じて踏み込むのがポイント。とくに、自分の経験を抽象化し次のアクションに繋げれるよう、つねに「アイデアの転用」まで意識し続けようというマインドは目からウロコものでした。

人間は、この「抽象化」によって、より効率的に生きたり、多くの発明を生み出したりなど、文明を進化させてきています。「抽象化」は、発明の母なのです。

 この本の読者の皆さんには、「単純労働者」ではなくて、「発明者」になっていただくためにも、「具体化」以上に、「抽象化」に重点を置いてほしいと思っています。つまり、誰かが抽象化したルールをただ具体的に使いこなす(単純労働者的思考プロセス)のではなくて、具体の中から自分でルールを見つけ、また別の具体にそのルールを適用し、独自の視点でどんどん新しい発見や発明、知的創造を行っていってほしい(発明者的思考プロセス)のです。

 実際に、前田さんが「ファクト⇒抽象化⇒転用」を自分のノートに書き記しているのがこちらの写真。Showroomのアイデアが湧いたメモだそう。 

「ファクト⇒抽象化⇒転用」の例

「ファクト⇒抽象化⇒転用」の例

中身までは割愛しますが、とにかくミソなのは、その場で書き記したファクトでメモを終わらせることなく、抽象化と転用のフェーズまでメモを走らせること。こうすることで、自分の頭で考える習慣とアイデアを生み出す下地が、前田さんには無意識的に作られているのではないかと思います。

「ファクト(経験)⇒抽象化⇒アイデアの転用」は成功の横展開

メモの魔力の抽象化

抽象化すると、挑戦が簡単になる

「ファクト(経験)⇒抽象化⇒アイデアの転用」は成功の横展開なんだなと、本書を読みながら感じました。どこかで得た成功体験をその場限りのモノにせず、他の分野でも応用する。そのために必要なのが、抽象化(本質の抽出)ではないでしょうか?

 

ネットワークビジネスの成功者が他の事業で成功しやすいのは、人を動かす心理(本質)を把握しているからです。ネットワークビジネスの世界を引退し、ブログでお金を稼いでいる人って結構いますよね。

彼らはきっと、前職で「人がどういうときに動くのか?」について仕事で学び、それをブログに転用しているのだと思います。

メモで得た夢の解像度を上げるSMART指標

もう1つ、非常に面白いと感じたのが「SMART」というモノサシで夢を測ること。

「起業したい!ブログで月収100万円を突破したい!!」という夢や目標だと、なかなか実現が難しい。その理由は、夢の解像度が粗いから。

このSMARTという指標を使って

  • 今すぐ行動に移せるほど具体的か?
  • 夢に近づいていると定量的に判断するために、測定可能なのか?
  • 時間の制約はつけているか?制約がなければ、スケジュールも決まらない

などの問いを夢にぶつけていくことで、夢をかなえる確率が高まるというものです。

夢という大それたモノだけではなく、仕事のゴール設定や日々の小さな課題もこの「SMART指標」を使って、確実に目標達成ができるようになりたいと感じました。

【まとめ】メモ力は魔法ではなく、最強の習慣だ!

ここまで、前田裕二さんの「メモの魔力」について書いてきました。改めて私が学んだポイントは大きく2つ。

  • メモ1つで「ファクト(経験)⇒抽象化⇒アイデアの転用」まで書き記し、行動に移せる状態を作ること

  • SMART指標を使って、夢の解像度を上げること

 

本のタイトルだけをみると、「メモ力を鍛えることで、魔法のような変化をもたらそう!」と感じるかもしれませんが、メモは魔法ではなく、「素晴らしい習慣」だと感じました。

前田さんも小学校時代から徹底してメモを残して考える習慣があったから、今の成功がある。そう確信しています。自分が今からメモを始めて、どのレベルにまで達せるのかはわかりません。でもこれからの人生で、メモ力は取り入れたい1つの習慣になりそうです。それほどに、メモの魅力と効果が分かりやすく詰まった本でした。

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