あなたのまわりでは、同期が辞めていったりしていますか?
私の場合、先月新卒時に同じタイミングで会社に入社したいわゆる同期が会社を辞めていきました。
本人からの相談も少し受けていたし、いろいろ複雑な思いではあるものの、やっぱり最初に思ったことは「もったいないな」でした。
その理由を含めて、会社の同期が辞めていったことについて書いていきます。
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新卒同期が会社を辞めてまず思ったこと
新卒同期が会社を辞めてまず思ったことは、「自分はどうすればいいんだろう?」でした。
ちなみに、その辞めていった同期は、会社の仕事が自分に合わないという理由でした。
仲間が会社を辞めるのには、ポジティブな理由とネガティブな理由があり、今回はどちらかというとネガティブな意見から会社を去っていきました。
個人的には、「仕事が本当に合わないなら、さっさとその職場に見切りをつけて、新しい新天地でチャンスを見つけるべき」というのが私の持論です。
参考記事:悲しい? 焦る? 同期が会社を辞めると知ったときの心境8選!
とはいえ、適切なタイミングで仕事をやめること、フレッシュな頭の状態でキャリアの選択を行うことはなかなか難しいことだと思うので、そのあたりについてまとめていきたいと思います。
そもそも、人が会社を辞めたくなるのは3パターンしかない
そもそも、人が会社を辞めたくなる理由は3つしかないと思います。そのパターンに応じて、取るべき対応策も変わってくるはずなので、1つ1つ紹介していきます。
【会社を辞めたい理由1】職場内の人間関係がギクシャクしていてつらい
まず1つめが、会社の人間関係です。
多くの転職市場のデータをさかのぼってみたところ、「会社の人間関係に耐えられなかった」ことが理由で会社を辞める人が一番多いようです。
ちなみに、
- 上司からのパワハラや陰湿なイジメが横行している
- 上司やまわりからの詰めが激しく、鬱気味になっている
という方は、会社を去ることも1つの選択肢です。
人間関係でギクシャクして職場に行くのが辛い理由場合にも、自分が原因がある場合もあれば、環境の場合もあると思います。
どちらに非があるのか、自分ひとりで判断することはとてもむずかしいです。もしあなたに原因があるのなら、コミュニケーションのとり方を改めることで、職場内の人間関係も良好になる可能性はありますから。
まずは、仲の良い友人やキャリアカウンセラーに相談してみましょう。転職エージェントは、転職を目的としたカウンセリングですが、あなたの会社の現状を知るには最適な場になります。
まずは、最大手で第二新卒向けのマイナビジョブ20’sなどで、キャリアカウンセラーに相談してみるのも良いかもしれません。
【会社を辞めたい理由2】業務内容が自分に合っていない
次に仕事を辞める理由は、自分がやりたかった仕事と既存業務のミスマッチです。
「わたしは商社で東南アジアの輸入貿易に関わりたい!!!」
「僕は、広告代理店でTVCMを作りたい・・・・!!」
「エンジニアになって、車の設計をしたい・・・・!!」
と思って今の会社に入社したものの、実際の仕事は先輩の雑用ばかりなんてことはないでしょうか。
年次が若く、会社の規模が大きければ大きいほど、このようなミスマッチは起こりやすいように思います。とくに大企業のビジネスだと、最前線に立てるのは入社して10年・20年先なんてことはザラです。その事実を受け止めて入ったはずなのに、入社1,2年でやりたいことがやれないから会社を辞めたいというのは、正直甘えだと思いますね。
ちなみに、やりたい仕事をやるために転職を目指す場合は、企業のランクが落ちることは絶対に意識しておいたほうがいいです。若くてもその仕事に携われるということは、今の会社より上が詰まっていない若い企業・ベンチャーであることがほとんどです。
少し話がずれましたが、会社を辞めたくなる理由2つめは、やりたい仕事とのミスマッチでした。笑
【会社を辞めたい理由3】報酬・待遇に不満がある
次に会社を辞めたくなる理由は、報酬・待遇に不満がある場合。ここには、業務時間や業務量なども含まれます。
端的にいうと
- 会社の給料が低すぎる
- 業務時間が長すぎる
- 福利厚生が悪すぎる
などの不満で、会社をやめたいと思うケースです。
これまで上げてきた「会社を辞めたい理由」の2つより、理由が明確で、かつ客観的に測れるものなのがポイント。つまり、同業他社や業界が異なるけどスキルが活かせる別会社の待遇を知ることで、今の会社に残るべきかハッキリ分かるということ。

そこでオススメしたいアプリが、市場価値診断アプリMIIDASです。
職歴やスキルを入力すれば、あなたの転職市場価値がわかり、実際に企業からオファーをもらうこともできます。
今の職場で使っているスキルが、他業界ではどのような評価を受けているのか、年収を基準に知ることができるのは有り難い仕組みです。
今のあなたの年収が適切なのか、安いのか、高いのか、一度把握してみることをオススメします。
参考記事:MIIDAS(ミイダス)の口コミと評判!実際に登録して市場価値を調べてみた
【結論】会社を辞めたいと思ったときに、すぐ辞めるのはオススメしない!
ここまで、新卒同期が会社を辞めたことをきっかけに、記事を書いてきました。
会社を辞める理由は大きく3つしかなくて、
- 職場の人間関係に耐えられない
- 今の仕事が自分に合っていない
- 仕事の報酬・待遇に不満
と3つの理由の、いずれか、または複数の理由が絡み合って仕事を辞めるパターンがほとんどだと思います。
個人的には、このような理由を抱えていて、仕事がつらいと思っていても、まずは仕事を辞めないことを僕は強くオススメしたいです。理由はこれまた3つで
- 辛いときに冷静な判断をすることは難しい
- 次の職場でも同じことを繰り返すかもしれない
- 仕事以外の時間を使えば、辛さを克服できるかもしれない
からです。
ここでは、この3つについて詳しく掘り下げることはしませんが、辛いときこそ、もう少しだけ我慢をして、現状を向き合うことをオススメします。
しかし、本当今の会社を辞めたくて仕方がないときだけは、「次に行く場所を決めてから会社を去りましょう」。
冒頭で、同期に対して、私がもったいないと感じた理由は、「次の転職先が決まってもいないの会社を辞めたから」です。会社に出社すればお金がもらえるおいしいポジションを捨てたのは、正直にもったいない選択だと思いました。
もし本当に会社を辞めたい人は、大手求人サイトなどで、次の転職先を見つけた状態で会社をやめちゃいましょう!それがしたたかな戦略だと思います。