これからの日本人が資本家(投資家)を目指すべき3つの理由

どうも、Dual Careerブロガーのエルモ(@newpapalife)です。

 

先日こちらのツイートに多くの「いいね」をいただきました。ありがとうございます。

このツイートには、「起業家、サラリーマン、投資家という3つのポジションを同時にこなすことで、収入源を複数確保しよう!!」という意味を込めていました。

本日はその中から、「投資家(資本家)」をピックアップしてお話したい。

 

タイトルにもある通り、誰もが『資本家』を目指す時代に突入している」と私は考えています。

 

理由はシンプルで、今後はますまず労働収入より資本収入の効率が良くなっていくいるからです。

その理由を、これら3つに分けてお話していきます。

  1. 労働より資本で稼いだほうが稼げると歴史が証明している
  2. 一定額を超えると労働収入は税金が増える一方
  3. そもそも今後労働に従事できる人は減っていく

 

これら3つの要素が相まったとき、個人が目指す先が資本家なのです。

R>G(資本収益率>労働収益率)が資本家優位を証明している

資本家と労働者どちらが効率よく稼げるか?は、歴史が証明しています。

2年ほど前に、ベストセラーになった「21世紀の資本」を覚えていますか??

6000円もする分厚い本で読む気も失せますが、この1冊で伝えたかった真実はたったの1つ。

 

それが、r>gです。

著者ピケティは過去の歴史を徹底的に分析し、経済成長率よりも資本収益率のほうが大きいと結論付けました。

つまり、一部のお金持ちが持っている財産の成長率が、賃金労働で富を増やす増加スピードよりも大きいから、格差が拡大してしまうのです。

 

ピケティはこちらの書籍でr>gを持ち出し、「全世界統一で富裕層に新たな課税をし、富が再分配されないとヤバイですよ〜〜!!」と訴えています。

 

個人としてできることは、ぶっちゃけこの2つしかありません。

  1. 富が再分配されるのを指をくわえて待っておく
  2. 自分も資本家サイドにまわる

 

もちろん私は「2.資本家サイドにまわる」を推奨します。結果を他人に委ねるのは絶対にイヤですから。

別に会社を辞めて、専業投資家として生きていこうぜ!と煽っているわけではありません。

 

労働だけに頼った収益では、資本を使ってお金を稼いでいる人達との差が広がっていくことを知り、少額でもいいからお金でお金を稼ぐ手段を確保しようとお伝えしたいのです。

資本家というと大金持ちみたいなイメージがあるかもしれませんが、最近は投資が気軽に行えるようになってきています。

誰もが労働者と資本家のポジションを併せ持つ時代なんです。

資本家になるべき理由その1

お金を稼ぐには、労働よりお金で稼いだほうが効率がいい

日本の税制上、投資でお金を稼いだほうが税金が安い

資本家を目指すべき理由2つ目が、税制です。

投資環境が優れていないと言われる日本ですら、投資家に対する税制は労働者にくらべて優遇されています。(ある程度稼いでいる人が限定ですが・・・)

 

原則日本では、株式の売買益、配当収入にかかる税率は約20%。

10万円のキャピタルゲインを得たら、2万円の税金を払い実質8万円を得ます。

 

結構な額を取られているように思えますが、ここで日本の累進課税制度をみてみましょう。

国税庁HPより転載

年収が695万円以上であれば、税率が23%。日本でハイステータスとされる年収1000万円では、なんと33%も課税されちゃうんですね。頑張って働いても給料の3分の1は税務署行きです。

年収1800万円超えだと、40%も税金を払わないといけないなんて、信じられません。稼ぐ意義を見失ってしまいそうです。

一方で、株式投資ではどれほどお金を稼いでも一律で20%しか課税されません。

イケダハヤト(@IHayato)さんが、先日メチャクチャ良い言葉をツイートされていました。

(リンク失礼します)

つまり、一定額以上の収入を労働で稼げるようになると、そのあとは資本で富を稼ぐようにシフトしたほうが明らかに効率がいいんです。

 

ここでもr>g同様に、労働より資本家として「お金でお金を稼ぐ」ことが重要だと分かると思います。

資本家になるべき理由その2

税制上、労働収入より資本収入の税金で搾取されにくい

今後「働く」というポジションが激減する

最近話題の「AI、機械化、自動化」の波は、今後ますます大きくなって労働市場に押し寄せます。

コンサルファームマッキンゼーによると、「2030年には最大8億人がロボットに職業を奪われ、日本では労働人口の半数が新しい職を探すこと」となるそうです。

 

今ある仕事が無くなっていくって恐ろしいですよね。ロボットやコンピュータが富を生み出すようになるんです。

新聞を読んでいると、「AI時代に職を無くさないためにうんたらかんたら・・・・」とよく書かれていますが、収入を得る方法はそもそも労働収入だけではありません。

 

労働市場が縮小していくときの1つの稼ぎ方は、「富を生み出す技術にお金を投じること」でしょう!

わざわざ需要が減る領域で生き残ろうとしなくてもいいと思うんですよね。

 

未来社会ではきっと、優秀な労働者になって高収入を得るよりも、優秀なロボットに資本を投じたほうがお金持ちになれる可能性が高いでしょう。

資本家になるべき理由その3

労働人口の需要が減り、リスクヘッジ先として資本家になるべき

【まとめ】少額から投資を始めて、とにかく資本家サイドにまわろう!

「これから個人が投資家を目指すべき3つの理由」をお伝えしてきました。

  1. r>gで労働より資本で稼いだほうが稼げると歴史が証明している
  2. 一定額を超えると労働収入は税金が増える一方
  3. そもそも今後労働に従事できる人は減っていく

これら3つの要因が相まって、労働でお金を稼ぐことが非効率になっていくんですね。

 

ただ投資というと、お金が減って危ないみたいなイメージを持たれて敬遠されがちな人が多いこと・・・・。

この意味不明なバイアスがそもそも格差拡大の原因かもしれません。

ほんまこれです・・・・。宝くじは期待値マイナスの運ゲームですが、投資は勉強次第で期待値を上昇させられるゲームなんです。

 

 

ちなみに、「投資は難しいものだから、勉強してから始めたい・・・・」と思われている方は、因果関係が逆ですよ。

 

無知だからこそ、投資を始めるべきなんです(ただし少額で・・・・)

 

 

ポジションを持てば、おのずとその分野の知識を学ぼうと意識が芽生えてきます。

身銭を切るって本当に効果があるんです。

 

たとえば、最近話題の仮想通貨に毎月15000円を投じることで、ビットコインやブロックチェーン技術を学ぶ機会を得ることができました。

投資はもちろん富を増やすことが目的ですが、それと同時に新しい関心を得られるんです。

ちなみに15000円×4カ月=60000円投じた仮想通貨投資は、現在105000円になっています。詳細はこちらをどうぞ。

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今では、ネット証券や国際分散投資を自動で行ってくれるロボアドバイザーウェルスナビなど、知識がそれほどなくても資産運用を始めることも可能です。

2018年からは積み立てNISAも始まります。

ご自分にあったスタイルで、お金でお金を稼ぐ方法を模索していただけたらと思います。

未来を生き抜くリスクヘッジとして、資本家を目指しましょう!

本日も最後までありがとうございました!

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2 件のコメント

  • エルモさんのTwitterから辿って拝見させていただきました。
    私は会社員になって4年目になるのですが、最近給与に行動が縛られていることや企業に生活が依存していることに疑問を感じ始めています。
    記事の内容を読ませて頂き、自分のもやもや感が確かなものに変わった気がします。

    • 桃まんさん、コメントありがとうございます。
      私がこのブログで一番お伝えしたかったことに共感していただき、大変光栄です。何かしら新しいことにチャレンジするきっかけになればと思います。
      なにかお聞きしたいことがあれば、いつでもDMなどでご連絡くださいね。

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