どうも、Dual Careerブロガーのエルモ(@newpapalife)です。
先日ノリでつぶやいたこちらのツイートが少バズを起こしてくれたので、僕が勝手に提唱している「会社員2.0」について、いろいろとまとめていきます。
これまでの会社員1.0が1枚目、これからの会社員2.0が2枚目。
個人が会社を利用して、そこで得たお金とスキルを他の場所に循環させるのが、会社員2.0。
会社からお金が毎月供給されるから、副業、趣味、投資に資本を安定供給できるのが最大の強み。一度の人生、生き方を多様化させましょう!! pic.twitter.com/MXqB2Ob202
— エルモ会社員2.0@副業&Blockchain (@newpapalife) June 24, 2018
「個人の時代」=「フリーランス」って思ってませんか??
僕もつい最近までそう思ってました。
でも、案外そうでもない。むしろ、これまでどおり会社員のポジションを取りながら、他のことにも同時に手を出していく。
こちらのほうが、個人がローリスクでハイリターンを狙えるポジショニングだなと結論付けました。
少なくとも、勢いでフリーランスになるよりも、よっぽど堅実な選択肢になると思います。
※僕自身、まだまだ「会社員2.0」については色々と思案中なので、これから随時加筆していきます。
5秒で読める見出しはこちら
【会社員1.0】これまでは会社と個人が主従関係だった

会社員2.0の前に、これまでの会社員1.0時代について簡単に説明を。
個人のつながりが会社とのやり取りだけで終わってしまう。これが、会社員1.0。
もちろん、それぞれに趣味や課外活動があるにせよ、そのスキルがマネタイズに繋がることはない。
ゆえに、、、
財布に入ってくるお金は、会社から供給されるだけの状態。だから、会社に依存せざるを得なくなる。これが、会社員1.0の特徴です。
会社員1.0に対し、会社に属しながら、個人まわりでお金の移動が頻繁に起こるようになる。すると、個人の自由度も格段に上がる。
これが、私が考える会社員2.0です。
個人のあるべき姿を会社員2.0にアップデートしよう

会社員2.0を図で表すと、このようなイメージ。
個人⇔会社という関係に縛られずに、個人を起点にあらゆる分野へお金・時間・スキルを循環させます。
ただ、趣味、金融投資、副業ができるのも、会社員としての給料や社会的地位があるおかげ。
会社員2.0は、会社員のポジションを最大限活かして、個人の人生を豊かにする取り組みなんです。
会社員2.0時代の僕が目指す会社員像の具体的な内容がこちら。
- 会社の給料がベーシックインカム化すると、好きなことを複業にできる
- 複業はスキルの掛け合わせで稼げる
- 会社員はお金をもらうのではなく、時間でスキルを買う
ここから、より具体的に話をしていきます。
会社の給料をベーシックインカム化する

まず、今の日本の就労環境を考えると、会社員の給料はベーシックインカムと同じです。
ベーシックインカム(BI)の定義がこちら。
就労や資産の有無にかかわらず、すべての個人に対して生活に最低限必要な所得を無条件に給付するという社会政策の構想
批判もありそうですが、ハッキリと言っておくと、
ほぼ100%、どんなに能力が低くても会社をクビになることはありません。会社に利益をもたらしていない人でも、みんな毎月一定額の給料がもらえる。
会社に行ってデスクに座り、一定時間業務場所にさえいれば、お金がもらえるんです。
これはもう、会社の給料=ベーシックインカムだと言って過言じゃありません。いつまでこの状況が続くかはわかりませんが。笑
それで、会社の給料=ベーシックインカムと捉えると何がいいのかというと、心持ちが楽になるからです。
働くのがつらい、成果を出すのがきついと思っている人も、「成果の有無にかかわらず毎月お金は振り込まれる」と頭にあるだけで、だいぶ気持ちが楽になるのではないでしょうか?
そして、大事なポイントは、「毎月安定した収入源が1つあるから、他の活動に注力できる」ことです。
間違っても、会社の給料はベーシックインカムだから、サボってお金を稼げと言ってるわけじゃないので、あしからず笑
会社員2.0時代は、会社と個人が資産(リソース)の交換をする

会社員2.0時代は、会社に時間を捧げてお給料をもらうのではなく、会社との資産の交換を意識したいところ。
これまでの会社員は、「自分の時間を売ってお金をもらう」
しかし、このように、個人を起点にいくつもの時間・お金・
貴重な時間を会社に売って、お金に加えて、スキル・
仕事は、得られる金銭の多寡よりも、得られる資本(スキル・人脈・専門知識・幅広い経験値)の総量で決めるべきという持論がますます強固になっている。ひとりだけでビジネスして年収数千万稼いでも貧しいわけなのだ。
— PuANDA (@shoichirosm) June 25, 2018
会社員2.0では、スキルの掛け合わせで稼ぐ

会社との資産の交換で得たスキルを、どのように活かすのか。
僕は、3つの領域を掛け合わせれば、どんな分野でも上位数%には行けると思っています。
たとえば、「ブログで稼ぐ」を例にあげると、
情報発信力×マーケティング力×専門分野の掛け合わせで、希少価値を高めることでマネタイズに成功できます。
僕のブログの場合をぶっちゃけると、資産運用や英語学習が大きな収入源なのですが、僕より英語や投資に長けた人なんて五万といるはずです。
でも、情報発信力とマーケティング力を同時に兼ね備えた人は、そこまで多くない。だから、いくばくかのお金をブログで稼げているんだと僕は解釈しています。
いくつかのスキルを掛け合わせて、希少価値を高める。
複業をしていれば、自ずとかけ合わせるモノも増え、より希少価値が高まる好循環が始まります。
そういう意味でも、複業は絶対にしておきたいですし、知識や人脈の仕入れ先として会社員は悪くない選択だと思うのです。
毎月収入源が確保されているからこそ、お金にならない好きなことを続ける
フリーランスの人であれば、目先のお金を毎月稼ぐ必要がありますが、会社員は毎月給料があります。
この違いを、活かさない手はありません。
具体的には、「今すぐはお金にならないことを、誰よりも続けること」。
会社が人を雇ってまでは手を出したくないビジネス(儲かるかきわどいところ)。そここそが個人が稼ぐ市場です。
誰が見ても儲かるとわかる分野なら、すでに大資本を持つ企業が手を出していますし、個人では絶対に太刀打ちできません。
月に数百万円を稼ぐ天才大学生の迫さんが、興味深いツイートをされています。これはメチャクチャ本質をついた内容なので、必見です。
稼ぐために必要なことって、「どれだけお金にならないことでも本気になれるか」だと思ったり。
がんばっても無給だと大抵みんなあきらめるんだけど、実はそれが後々化ける。— 迫 佑樹/プログラミング講師 (@yuki_99_s) June 26, 2018
(リンク失礼します)
仮に挑戦して無収入期間が長く続いても、会社からの給料があるから大丈夫じゃないですか。
でも、収益がなくても、続けられる分野じゃないといけないので、複業において好きなことを選ぶのは大事だと思います。
会社員2.0時代は、お金にも働いてもらう

会社員2.0時代は、お金にお金を稼いでもらう金融投資にも注目したいところです。
金融投資をしているかどうかで、数十年後の資産額はまったく違ったモノになります。
たとえ毎月同じ額を給料から天引きしていても、それが貯金と積立投資では、まったく増加ペースが異なるんですね。
本業で生活費と貯金をして、副業で稼いだ額を投資にまわすのが理想。
あくまで副業で稼いだお金なので、生活費がカツカツになることもありません。
短期的に大きな利益を稼ぐ投機ではなく、堅実にお金を増やし続ける資産運用なら、本当に誰でもできます。ほんのちょっとの知識と行動だけです。この記事の最後に別記事も紹介しているので、ぜひそちらをどうぞ。
【最後に】本業×副業×金融投資で、個人の人生を最大化させたい

会社員2.0の概念について、ざっくり説明してきました。
簡単にまとめると、
- 会社員として毎月一定額の給料を稼ぎ続ける
- 会社で働くことで、スキルや人脈も稼ぐ
- 副業で、本業に依存しない収入源を確保する
- 余分なお金は資産運用にまわし、資産を最大化させる
会社だけに収入源を依存していた従来の会社員1.0に比べると、かーなり自由度が高いと思いませんか???
会社員として働きながらも、これまで以上に個人のやりたいことを追求する。それが僕が考える会社員2.0です。
少しでも、この概念と記事が参考になれば幸いです。
最後まで、ありがとうございました。
オススメ記事紹介:市場価値を5分で調べられるMIIDASの活用がオススメ!
今回の記事の最後でお伝えしたとおり、金融投資は若い内からやっておきたいところ。
長いスパンで見れば、投資は貯金と比べ物にならないほど効果があります。

たった年間10万円の投資でも、貯金と資産運用では、20年では差が倍ちかくになります。
若い人ほど複利効果を得やすいです。投資できる額が少ないという不利な状況だからこそ、時間を味方につけて資産を増やしていきましょう!
今年から始まった積立NISAは国主導で始まった制度なので、ぜひ活かされてください。こちらに詳しくまとめています。
また、最近では日本フィナンシャルアカデミーが無料で開催している「お金の教養講座」もあります。僕も秋葉原で3時間、講義を受けてみました。
お金の方程式でいうところの、支出を減らす方法、利回りを高める方法を、ざっくりではありますが体系的に教えていただきました。

ぶっちゃけ、将来お金に困ったらそれは若い時の自分の勉強不足。自己責任ですし、誰も助けてくれないリスクがあることは承知しておくべきです。
でも、お金まわりの知識は意欲さえあれば誰でも身につけることができます。将来お金で困らないためにも今から金融リテラシーは身につけておくのが先決だと思います。
また、こちらの記事では、僕と同じ世代の20代、30代がどうお金を稼いでいくかについて、戦略を立ててみました。サラリーマンをしながら、収入源を複数確保し、資産形成をする方法を詳しく書いています。